覚せい剤・大麻の警察・検察の取調べ等の内容
薬物事犯に係わる被疑者が一般的に取調べられるのは、
1 同種前科・前歴の有無、内容
2 暴力団関係の有無、あれば組織内での地位
3 職業・収入
4 犯行の動機
5 当該薬物の入手経路
6 常習性の有無・程度
7 営利目的の有無
8 密売組織内・共犯者間における地位・役割
9 否認が自供に転じた場合の理由
10 捜査手続きについての経緯
などです。
犯罪類型ごとの取調べ事項としては、
1 使用事犯
(1) 使用し始めた時期、きっかけ、その後の使用の頻度、使用期間
(2) 入手先、1回当たりの仕入れの分量・価格
(3) 1回当たりの使用量
(4) 使用の態様
(5) 使用による効き目
(6) 常習性(精神的依存・親和性)
(7) 常用による精神状態の依存性-幻覚・幻聴の有無
(8) 使用による家庭破壊など周囲に与えている影響
2 所持犯
(1) 入手先、時期、場所、分量、価格
(2) 所持の目的、普段の保管状況
(3) 営利目的の有無
(4) 共犯者に関する事情
3 譲渡・譲受犯
(1) 譲渡・譲受の相手方の特定
(2) 取引の特定
(3) 介在者の有無
(4) 営利目的の有無
などです。
※無料相談が可能な方は「東京都内の警察に逮捕された方またはその家族の方」となります。